皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^

さて、今回は「五月病」について。
皆さんは、ゴールデンウィーク明けの調子はいかがですか?
なんだかしんどいとか、ストレスを感じたりしてませんか?
軽い感じで「五月病」という名称はよく聞きますが、
実際の所、それは一体どういうものなのか、
何に対策するとよいのかは、意外と知られていないのではないでしょうか。
①短い期間での生活の変化
4月から、新しい環境になった人は多いと思います。
入学、入社、配属先の異動、勤務先の異動、引っ越し、
などなど。
心がワクワクするようなこともあれば、
気が重いものも、緊張が高まるものもあるでしょう。
そして、その先にあるものが、
ゴールデンウィークという、長期休暇ですね。
久しぶりに家族や親戚、旧友と会う機会も増えます。
リラックスして、やりたかったことをやる人、
趣味のことを時間の許す限りする人、
生活のリズムと引換えに、楽しいことをしたくなります。
しばらくしてやってくるのは…。
「現実の日常」
ですよね。
まさに変化に次ぐ変化。
休み明けに、
「あー、社会復帰できないなー。」
「しんどいー、ダルいー。」
なんてボヤく人も少なくないです。
②身体症状の変化
ボヤキだけで済むならいいですが、
何かしらの体調の変化を感じることもありますよね。
□ほぼ毎日が憂鬱
□ほぼ毎日身体がダルい
□食欲不振もしくは過食
□ヤル気が起きない
□興味があったものが楽しめない
□身だしなみがどうでもよくなる
□なんだか涙が出たり落ち込みやすい
□眠れなかったり朝方目が覚める
こういったことに当てはまりますか?
心の疲れというものは、眠ったからといって、
すぐさま回復するものではありません。
静かに心に蓄積していって、それは身体症状に現れます。
身体症状はある意味、自分の身体からのシグナル(警告)なのです。
③ストレスって何?
よくイメージしやすいストレスとは、
嫌なこと、やりたくないことなどネガティブなものですが、
実際はそれだけではないのです。
人間にとって、
"変化"全てがストレスです。
そのなかには、楽しいことや好んでやっていることも含まれます。
例えば…。
□結婚
□妊娠や出産
□転勤や転属
□就職や入学
□子供のひとり立ち
□昇進
□個人的な成功
□家族の生活の変化
これらを見ると、嫌なことでは無いですよね。
「おめでとう!」
というようなことも"変化"には違いが無いのです。
④五月病ってどんな症状をいうの?
実は、五月病という病名はありません。
最初のほうで記述したように、
大きな生活の変化で、身体は知らず知らず緊張状態が続きます。
それが自律神経の不調や、精神疾患につながってしまい、その
不調の総称が「五月病」なのです。
人によっては、不眠や自律神経失調症として現れたり、
人によっては、うつ病として現れたり、
人によっては、胃痛や食欲不振として現れたり、
人によっては、適応障害として現れるかもしれません。
蓄積したストレスは、知らぬ間にダメージとなって、
身体症状として現れるのです。
首から下に現れる症状は、まだマシかもしれません。
心、つまり脳へのダメージというのは、
一朝一夕で回復するものは少なく、時間を要することになります。
⑤五月病に対してどうすればいいの?
いずれにしても、誰かにシェアしてみましょう。
私たちは、ポジティブなことは大々的にSNSなどを使って、
知ってもらいたいと思いますが、ネガティブなことは隠しがちです。
どんな些細なことでも、人に話してみることで、
客観的な対策や意見がもらえるかもしれませんし、
話してみて今の状態が整理されるかもしれません。
そして、明確な身体症状がある場合は、
医療機関で受診しましょう。
症状によっては内科、症状によっては精神科に行ったほうが話が早いです。
また、人間関係のもつれや、
何かしらの人生の対策を備えたい場合は、
心理カウンセリングをおすすめします。
占いやスピに行ってしまう人も多いですが、
余程の本物でなければ、友人と話すのと大差ないでしょう。

私たちは、
子供の頃から頑張ることを褒められ、
努力を継続することを褒められ、
我慢することを褒められてきます。
その逆ってあまりありませんよね。
ゆったりと暇な時間を作ることや、
リラックスする術を身に着けず、持たない人は少なくありません。
充電するから動けるのは人間も同じことです。
オンとオフ、どちらの能力も同じくらい大切だということを
心に置きながら生活を心がけてみましょう。
いつも有難うございます。

五月病かもと思ったときはアンフィニへ!
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